VYSAの学生が日本のそば打ちを体験した


 8月1日東京大江戸ライオンズクラブと社団法人ベトナム協会の支援によって、阿佐ヶ谷地域区民センターでVYSA学生14名が日本そばのそば打ちをはじめて体験した。

そば打ち研究:無の会の畑会長と小島先生に指導を頂き、最初は先生のそば打ちを真剣見つめていた。次は学生達がグループに分かれて、そば粉をこねたり、丸く丸めたり、さらに延ばしたりと顔に粉をつけながら皆が頑張った。

ようやくそばを切る段階になり、先生にように同じ太さには切れなかったが、どうにかそばが完成した。いよいよそばの試食です。自分で打ったそばは太さはバラバラでも味は最高でした。さらに先生が打ったそばも試食をしましたが、これは本当においしくすぐに無くなってしまいました。
そば打ち体験は日本文化を知る上でも大変良い体験となりました。また飛び入り参加のモンゴルの学生とも突然の国際交流になり、参加学生から是非来年も開催してほしいとの要望が出ていました。

小川弘行 さんより

以下はそば打ちを体験した外大の学生の感想です。

2009年8月1日に、私がVYSAベトナム青年会のメンバーとモンゴル人の友達と一緒に日本のそばうちを体験しました。畑会長と小島先生に指導を頂き、そば打ちを自分、自身やらせて頂いて、本当に忘れられない体験でした。日本文化についての知識が一層深まって、日本という国に素晴らしいイメージを持っているようになったのです。

まず、支度するとき、みんながエプロンと三角巾という布を配られ、三角巾で頭にかぶったのです。どうやらプロの料理人のように見えて、私がすごい興奮してしまって、皆を誘って、記念の写真を何枚も早めに撮ったのです。私たちはモンゴル人の新しい友達となんとく親しい雰囲気を感じ取って、写真を撮ってから、静かに、注意深く綾里人からの指導と助言に耳を傾けた。

教えてくれたのはもりそばという一種のそばです。もりそばというのものはお湯を掛けられる、かけそばと違って、冷たいのです。材料にそば粉、小麦粉が含まれます。

もっとも大切な段階はそば粉を捏ねることです。滑らかな粉作るのに、そば粉と少しずつ水を加えて、よく練り混ぜなければならないのです。難しそうに見えました。私、そのとき、あと自分でやる時、スムーズな粉が捏ねられるのかなとちょっと心配していました。

次に、丸められたそばを延ばす段階です。テーブルに小麦粉を薄く掛けてから混ぜ上げた丸い粉を延ばすのです。料理人が延ばしながら、時に小麦粉を添えて、混ぜた粉が薄くなりつつあって、薄い布のように見えたほどのときまで続いていました。

最後に、延ばされた薄いそば粉を切る段階です。薄いそば粉を何枚か重なって、切るのです。薄切りをするのは一番簡単な段階だと思われがちだが、切れに切られるのはやってみないとなんとも言えないですね。

私たちがワクワクして、やらせる時を待っていました。とうとうに、皆を5つのグループに分かられて、そば打ちを勝負しました。モンゴル人の友達が、静かに頑張った一方で、私のグループはおしゃべりをしながら、たのしくやりました。でも、モンゴル人の友達が早くてきれいにそばを作り上げたそうに見えて、私たちも、負けないように、努力しました。二人の料理人、畑会長と小島先生があちらこちら見回って、親切に私たちに教えました。プロみたいにきれいに作れないと思いますが、みんな満足感を持っていました。私は、粉が付いている友達の顔を見て、笑い出しました。楽しかったです。みんなが自分の成果をみて、嬉しそうな顔をしていました。

出来上がったそば粉を茹でてから、冷たい水を流します。最後に、何分間ぐらい氷に浸すのです。醤油を作ってから、みんなが誰にも言わずに、一斉食べました。暑い日のなか、冷たいそばを食べて、あぶらぽくない、あっさりしている味を味わって、美味しさを舌先から感じられると思いっています。

私たちが、食べながら、楽しく話をしました。新しい友達ができたし、そばの作り方を教えてくれたし、その日は外国人みたいな私にとって、貴重なチャンスだと思います。私たちが、心から二人の先生に深く感謝しています。これから、そばを食べるときや、記念の写真を見る都度、素敵なこの思い出を思い出しながら、日本文化がすばらしいなぁと思います。

キムチより

Phi Hoa 編集者、翻訳者